キーマウとパッドどっちがいいの?【個人的な意見】

ゲームに用いるデバイスを調べていると、

・FPSはキーマウが有利
・PCゲームするならキーマウ!
・キーマウとパッドどっちが有利?

・そもそも『キーマウ』ってなに?

という言葉を見かけます。

今回はこの【キーマウとパッドどっちがいいのか?】という疑問について、私の個人的な意見をまとめてみました。

それぞれのメリットやデメリットも簡単に説明していますので、参考になればと思います。


ちなみに私は、小学校低学年の頃からゲームを始め、当初からコントローラーに慣れ親しんできました。

そのため、
“コンシューマーゲーム(プレステなどの家庭用ゲーム)と言えばコントローラー”

という概念が強く根付いており、パソコンでゲームが出来るようになった今でもキーマウではなく断固としてパッドを愛用しています。

FPSやTPSを遊ぶ上で、何度かキーボードとマウスでの操作を試してみたこともありますが、いかんせんコントローラーを使っていた期間が長く、その煩わしさに気が遠くなりすぐにパッドに持ち替えるのでした…。

Hormone
Hormone

ロングネイルしてるときなんか「WASD」も押せない…。

『キーマウ』とは

ゲームにおけるキーボードとマウスのことです。

主にPCゲームなどで、キーボードとマウスを使ってキャラクターなどを操作する場合に、操作方法を表す言葉として用いられます。

キーマウのメリット

1.高精度な操作によるキレのあるキャラコン

高精度なカーソル操作により、ゲーム内で正確な動きや操作が可能になります。

その操作性の高さは、FPS(ファーストパーソン・シューティング)やRTS(リアルタイムストラテジーゲーム)などで敵を狙ったり、細かな操作をする際にも役立ちます。

3.リコイル制御のしやすさ

FPSやTPSなどでの射撃の際に伴うリコイル(銃砲の反動)。

一般的に、キーマウはパッドよりもこのリコイル制御がしやすいといわれています。

親指一本で制御するより、手全体で制御する方が、制御しやすいようです。

2.カスタマイズ性

キーボードにはたくさんのキーがあるので、それぞれのキーに異なるゲームアクションを割り当て、シチュエーションにあった正確な操作が行えるようになります。

ゲーミングマウスにも、ゲーム内の特定のアクションを振り分けられるサイドボタンが備わっているものや、DPI(ドットパーインチ)設定*をカスタマイズできる機能を搭載しているものがあります。

沢山のキーやマウスのサイドボタン・感度を、ゲームやプレイスタイルに合わせてカスタマイズできることも大きなメリットです。

DPI設定・・・「マウスを1インチ(約2.5cm)動かしたときに、モニター上でマウスポインターが何ドット動くか」を示す数値のこと

3.優れた反応速度

キーマウの高い反応速度は、瞬時の動きや反応が求められるゲームにも適しています。

これは、対戦ゲームなどをするゲーマーにとって、とても重要です。

4.快適性

ゲーミングマウスは、握りやすいデザインのものが多く、自分の手の大きさにあったものをチョイスできれば、長時間のゲームプレイでも手の疲労の軽減につながります。

Hormone
Hormone

素早い視点移動が出来るのって結構大きいですよね

キーマウのデメリット

1.持ち運びに不便

特にキーボードはパッドに比べて大きく重いため、持ち運びには向いていません。

2.慣れるまで時間がかかる

初心者だと慣れるのに困難を要します。

シューティングゲームやFPSのような高度なPS(プレイヤースキル)が求められるゲームでは、操作方法をマスターするのに時間がかかることがあります。

3.価格の問題

ゲーミングキーボードやマウスは、一般的なオフィス用のものに比べて価格が高いことがあります。

高品質なゲーム用のキーボードとマウスを購入すると、コストが高くつくことがあります。

4.範囲の制限

主にデスクの上で使用するため、範囲に制限があります。

そのため、ゲームプレイの柔軟性に影響を与えることがあります。

5.操作音の問題

打鍵音やクリック音があるため、特に夜間や共有スペースでのゲームプレイ時には注意が必要です。

『パッド』とは

ゲームに用いる、両手で持ち操作をするコントローラーのことです。

様々なメーカーから販売されており、メーカーによって形状や重さ、ボタンの数の違いがあります。

パッドのメリット

1.直感的な操作

握りやすい形状、全てのボタンやスティックが指の届く場所に配置されているので、直感的な操作がしやすいです。

2.エイムアシスト

プレイ環境が異なる人でも、それぞれゲームを楽しめるようにすることを目的として

ゲーム開発者側が実装している“エイムアシスト(照準合わせを機械的に補助してくれる機能)”が備わっているゲームもあります。

3.持ち運びに便利

重さは製品により様々ですが、比較的軽量でコンパクトなデバイスなので、持ち運びにも向いています。

4.両用可能

利用するプラットフォームが対応していれば、コンシューマーゲーム機(PlayStation、Xbox、Nintendo Switchなど)で慣れ親しんでいるコントローラーをPCゲームでも使用することができます。

5.アナログスティック

パッドにはアナログスティックが搭載されており、細かい動きや角度調整が必要なゲームで非常に役立ちます。

スティックを傾ける距離により、キャラクターやカーソルの移動速度も調整できます。

6.振動機能

多くのパッドには振動機能が内蔵されています。

繊細なエイムが必要なゲームではオフにすることが多いかも知れませんが、この機能ではゲーム内の出来事に対する触感的なフィードバックが得られます。

Hormone
Hormone

背面に、パッドを握っている指で簡単に入力できるパドルがついていて、自分好みにコマンドを割り当てより便利に使用できるものもあります。

パッドのデメリット

1.精度の違い

キーマウに比べて精度が劣ることがあります。

特にFPSやRTSなど、高い精度が求められるゲームでは、操作が難しくなることがあります。

2.反応速度

ボタンやスティック操作は、微細な操作の遅延によりキーマウに比べて反応速度が遅くなります。

3.キーの割り当ての制限

ボタン配置が限られており、特定のゲームに最適化されていない場合、キーの割り当てを変更することが難しいことがあります。

4.eスポーツなどでの不利

主な上記3つのデメリットにより、eスポーツなどの競技者にとって、一部のゲームで不利になることがあります。
多くのプロゲーマーはキーマウを使用しており、操作性能や反応速度による不利が生じる場合があります。

5.耐久性の問題

パッドは物理的な操作を伴うため、ボタンやスティックが摩耗しやすく、故障する可能性があります。

特に頻繁に使用する場合、コントローラーの寿命に注意する必要があります。

Hormone
Hormone

パッドは多くの場面で便利ですが、デメリットも考慮する必要がありますね。

個人的な意見

使用する上でいくつかのデメリットはあるものの、キーマウはゲームプレイの快適さやパフォーマンスを向上させてくれる操作用デバイスだと言うことが分かりました。

『どちらが強いか』と聞かれると、どちらにもメリット・デメリットはありますが

上級者やPCゲームに慣れている人は、キーマウの方がPSを最大限に引き出してくれるのではないかと思います。

一方パッドは、ゲーム初心者の方や私のようにコントローラーに慣れ過ぎてキーマウの操作に慣れるのが困難な方に向いていると思います。

私は“ゲームは楽しんでするもの”がモットーなエンジョイ勢なので、向いていないと思うものを無理に使う必要はないかな…と思います。

しかしパッドでも、出せる力は最大限に引き出し極めたいと思い日々努力しています。

パッドも手に馴染みやすい形状の追求やリマッピング機能の採用など、どんどん進化を遂げていて、プロゲーマーの中にはキーマウからパッドに移行する人もいます。

例えば、FPSやTPSにおける遠距離のエイムだとキーマウの方が有利かも知れませんが、ショットガンなどの近距離戦になるとパッドのエイムアシストなどがかなり強いのではと思います。

なので一概に『キーマウの方が有利』というわけではなさそうです。

どちらも、プレイするゲームのジャンルや戦闘のシチュエーションなどによって長けている部分があります。

デバイスによるメリット、デメリットを踏まえての立ち回りも重要になってきます。

となれば、痒いところに手が届くような、自分にとって“思いのままに操作出来る方”が強いということになるのではと思いました。

まとめ:自分のプレイスタイルに合ったものを選ぶ

個人的な意見を述べてみましたが、“PCゲームでこれからゲームを初めてスタートする”という方には、出来ることならまずはキーマウから始めることをおすすめします。

一週間、一ヶ月使用してみても操作が困難に感じるのであれば、パッドを体験してみるのもいいと思います。

逆に私のようなパッド愛用者でも、キーマウプレイヤー相手に劣りを感じたり、もっと高みを目指したいというような方転向してみるのもひとつの手段かもしれません。

個々のプレイスタイルや好みに応じて、最適なものを選び、無理なく使用できるデバイスで長く楽しめることが大事だと思います。

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